花粉症の方、洗濯物どうしてる?洗濯のプロが伝えたい花粉対策
【この記事で分かる事】
- スギ花粉のピークは2月~5月!
- 花粉は洗濯物に付着させない
- 付着しても部屋に取り込む前に払い落とすことが大事
- 最強の対策は洗濯代行サービス
毎年春が近づくと、花粉でお悩みのお客様の声が聞こえてきます。
目を洗い、鼻うがいをして、飲み薬を飲み、極力対策をしているつもりでも、家の中でくしゃみや鼻水がでてしまう事はありませんか?
花粉は外出時のコートや、外干しした洗濯物などの衣類に付着します。
対策をせずに衣類を家に入れると、いつの間にか花粉が家に入り込んでしまいます。
そこで今回はクリーニングのプロが本気で考えた洗濯物への花粉対策をご紹介します。
目次
- 1.花粉が家に入り込む原因の4割弱が衣服の付着による持ち込み
- 2.衣服への花粉の付着対策3選
花粉が家に入り込む原因の4割弱が衣服への付着による持ち込み
花粉侵入の原因は、6割は換気、残り4割弱が外干しした布団や洗濯物などの衣類への付着といわれています。
換気は一般的に対策が難しく、ちょっとした扉の開け閉めや窓の隙間からも空気が出入りしてしまいます。
また、新型コロナの蔓延以降、みなさんも換気の重要性を再認識していると思います。
そのため、「花粉の洗濯物への付着を防ぐこと」がもっとも重要といえます。
花王調べ(条件:平均的3~4人家族を想定)※画像提供:花王『くらしの研究』サイト。
衣服への花粉の付着対策3選
【対策時期】
スギ花粉の飛散量は2~4月がピークなので、ピークに合わせて花粉対策を強化するのがおすすめです。
【洗濯物を部屋に取り込む前に手で払う】
外に干した洗濯物の表面には大量の花粉が吸着しています。
洗濯物は部屋に入れる前に表面全体を手で払うようにしましょう。
表面を軽く手で払うだけでもタオルは46%、Tシャツは65%、布団は57%の花粉を落とせるといわれています。
また、外出時に着たコートや帽子などの衣類も同様に、家に入る前に全体を手で払い落としましょう。
【クリーニング店で花粉防止効果のオプションを利用する】
実は衣服に花粉が付着する原因は静電気です。
クリーニング店によっては、花粉付着の原因となる静電気を防止効果を持つオプションを扱っている所もあります。(もちろん、私達スワローチェーンでも取り扱っています!)
加工を施す事で、繊維の表面がナノレベルの特殊コーティングで包まれます。 コーティングは繊維同士の摩擦による静電気の発生を防ぎ、ほこりや花粉の付着をブロックします。
さらに加工された洋服は付着した花粉を手で落としやすくなるため、家への花粉の持ち込み防止に効果的です。
花粉防止の加工は、コートやジャケット・セーター・ニット帽などの家庭で洗濯しづらく、外気に触れやすいアイテムに利用するのがおすすめです。
クリーニングと合わせて花粉/静電気ガード加工のオプションを利用しましょう。
【実は部屋干しはNG!洗濯代行サービスを利用する】
洗濯物に花粉を付けないもっとも確実な方法は、洗濯物を外に干さない事です。
しかし部屋干しだと湿気を逃がすために換気が必要になり、換気と同時に花粉も入り込むので本末転倒です。
そこでおすすめなのが洗濯代行サービスです。
洗濯代行サービスはお客様のご自宅で洗濯物を預かりいて、きれいに洗濯してお届けするサービスです。
洗濯代行サービスの中には、洗濯から乾燥・たたみまで全て屋内で行うものもあり、花粉の洗濯物への付着防止の観点でも非常に有効です。
スワローチェーンは洗濯代行サービス洗急便を運営中です!
気になる方はチェックしてください!
おわりに
花粉が部屋に溜まると、最終的に外にいる時より辛くなりますよね…。
みなさんも春を快適に過ごすために、しっかりと対策をしましょう。