いわゆる水洗い洗濯3選(洋服の洗い方③)
この記事でわかること
- 足踏み洗いと手洗いについて。
- 洗濯機を使った自宅洗濯のこと。
- 温水を使った水洗いのメリット。
足踏み洗いと手洗いについて。
江戸時代に入るまでは足で衣類を踏んで洗う”足踏み洗い”が洗濯の主流だったそうです。手洗いも含め「おいおい令和やぞ」と感じる方もいるかもしれませんが、昔の人の知恵は時としてピンチを救うことがあります。
たとえば、実は知らない方も多いのですが、”排泄物・嘔吐物、動物も含め体液等が付着した衣類”は、現在日本の法律では「指定洗濯物」に規定されています。(ほんの少ししか付いていない・微かに匂うだけ・いわれてみれば湿っている程度でも疑わしい場合は、)通常営業をしているクリーニング店では受付することができません。(感染予防対策のため近年特に厳格になりました)
しかし、足踏み洗いも手洗いも立派な洗濯なので、しっかり水洗いをすれば洗濯済みの衣類です。洗濯済み(乾燥までが洗濯です)衣類のクリーニングを断るクリーニング店はありませんので、ご活用ください。
また、最近では足踏み洗いも進化してます。”足踏みペダル式洗濯機”という、地震など災害時に役に立ちそうな防災商品もあります。つまり、足踏み洗いも手洗いも、緊急時にはとても役立ちますので覚えておきましょう。
洗濯機を使った自宅洗濯のこと
洗濯機選びは悩みます。家電の三種の神器と言われた時代の名称なので、全自動洗濯機は”洗い・すすぎ・脱水を自動で行うタイプの洗濯機のこと”を言います。乾燥やタタミには対応していませんが、完全自動洗濯機があればいいなと感じる人もいると思います。
”洗濯物を置いておくだけで、勝手に洗濯して、適宜乾燥、ふんわり仕上げてタタんで欲しい”今のところそういう洗濯機はありませんが、AIが進化すればそんな家電も作れるのかもしれません。
ちなみに、弊社サービスの洗急便というサービスは、置き配可能で翌日仕上げ対応の宅配洗濯です。もし興味があれば、ご利用ください。また、宅配洋服クリーニング(宅配で洋服を届けるクリーニング店です)などもとても便利です。
・ 洗急便・ 宅配洋服クリーニング
温水を使った水洗いのメリット。
プロが行う水洗いの一種で、温水(40℃~70℃)で洗う方法があります。水に対して耐久性がある衣類が対象ですが、その選別も担うのがクリーニング師の役割です。温水にするメリットは、水は高温になるほど洗浄力が上がる性質があります。
たとえば海外などでは水質が硬く硬水の環境が多いため、日本の軟水に比較すると衣類の洗濯には向きません。そういう環境においては、お湯で洗える洗濯機を日常利用することで洗浄力を高める等の工夫をするそうです。
ちなみに洗濯をするには理想的な水質の日本ではありますが、特別な環境でもあるため昔は稀にトラブルもあったようです。過去にSNS等の記事で、海外ブランドのタグに水洗いできると書いてあったので、指示どおり洗濯したはずなのに色落ちしてしまった等の体験談が書いてあり、読んだことがあります。現在はそういうギャップにも対応して、洗濯表示は2016年12月に変更がありました。したがって、新しい洗濯表示はJIS規格で国内外統一表示になっています。
一方で、衣類に汚れがついた時と同じ温度が汚れが落ちやすい等様々な条件もあり、これらすべてを鑑みながら身近な薬剤としては酢酸やアンモニア水、時には引火性の石油類を使い水洗いもドライクリーニングも対応できるクリーニング工場でクリーニング師の管理の下で洗濯をするからこそ、詳細は書ききれませんが、ご自宅では真似できない高品質な仕上がりをスワローチェーンはお約束できます。