洋服を洗う前の準備について(洋服の洗い方2024②)
この記事でわかること
- 洋服を洗う前にするべきこと。
- モラクセラ菌のこと。
- 洗急便が一番楽だということ。
洗う前にするべきこと
はじめに、ポケットの中をしっかり確認しましょう。ついうっかりボールペンが、財布が、ビスケットがというのはよくある話ですが、だいたい後になって酷く後悔します。ここまでは、誰もが通る基本中の基本です。
その先の注意点は、自分で洗濯する時も、クリーニングに出す時も大切です。水にも油にも溶けない泥や砂利などの汚れ(不溶性の汚れ)がある場合は洋服が乾燥しているうちにしっかり払い落としましょう。当然ご来店いただいた時は、ポケットによほど気まずい物が入っている事に気がついた場合を除いて、安心してお任せいただいて構いません。
ところで「ボタンやファスナーはどうしてるの?」と気になる人もいると思います。ちなみに、機械で洗う場合はボタンは外して、上着のチャックはしっかり上までとめる(ズボンは下までさげます)ことをスワローチェーンでは正解としています。
※ ワンランク上の洗濯初心者を目指したい方におススメ
・デリケートな衣類をネットに入れる。
・あえて裏返しにすることで表面の色落ちを遅らせる。
(色落ちしやすい綿やデニム素材や、濃色系のズボン)
モラクセラ菌のこと
モラクセラ菌は、ヒトや動物の口や鼻などの粘膜にいる常在菌です。湿った環境を好み、皮脂や水分をエサにして繁殖します。
ご家庭での洗濯は、彼らとの戦いと言い換えても過言ではありません。洗濯物を干し忘れたり、すすぎが甘かったり、洗剤の量が少なかったりした時のあの嫌な匂いは彼らが繁殖して糞をした結果の産物です。
一度繁殖すると彼らは乾燥にも紫外線にも強いため、しぶとく生き続け、濡れたときに活発に繁殖し続けて、いわゆる生乾き臭を発生させます。乾燥時はあまり匂いません。
洗急便が一番楽だということ
少しこだわりたい人は、柔軟剤を使ってみましょう。柔軟剤を入れる場所が付いてない洗濯機で洗う時は、すすぎのタイミングで柔軟剤を入れるのが正解です。こだわりたくても時間が無いという人は、専用のキットに洗濯物を詰め込んで置き配するだけ、簡単で便利な洗急便をお試しください。洗濯物が即日フワフワになって、畳まれて戻ってきます。とても楽ちん。
究極は”洗濯はこまめにすること”、”手をかけないと綺麗にならない”です。簡単に落ちるシミでも、色々なシミが重なることで落ちないシミになります。洗急便には定期的に定額でご利用できるサブスクサービスもありますので、ご検討ください。
洋服の洗い方2024もこまめに更新していきますので、気長によろしくお願いします。