衣替えに役立つ!洋服保管で気を付けるべき事5選
いよいよ暖かくなってきて衣替えを考える方も多いのではないでしょうか?
天気予報などで桜の開花情報を聞くといよいよ衣替えしたくなりますよね。
今回は衣替えには欠かせない洋服の保管について知っておきたい基礎知識をご紹介します。
目次
- 1.衣替え時の衣類保管は洗濯やクリーニングをしてから
- 2.吊るしと折りたたみを洋服に合わせて使い分ける
- 3.クローゼット内の空気の通り道を確保する
- 4.クローゼットを定期的に整理する
- 5.洋服をダンボールにしまわない
- 6.クリーニング付き保管サービスがおすすめ
衣替え時の衣類保管は洗濯やクリーニングをしてから
洋服をしまう前に、必ず洗濯やクリーニングをして清潔な状態にしてから保管しましょう。
汚れが残った状態での保管には以下の様なリスクがあります。
シミや黄ばみ
汗や皮脂汚れといった汚れは、最初は衣服の表面に付いているだけですが、時間が経つほど繊維の奥に浸透して根深いシミや黄ばみに変化していきます。
衣替えで長期間保管する洋服は特に注意が必要です。
深刻なシミや黄ばみにより繊維の色自体が変わっている場合は簡単には落とせず、クリーニング店で落とそうとしても高価なシミ抜きが必要になるでしょう。
虫食い
衣類に穴を開けてしまう衣類害虫は汚れた洋服が大好物です。
中でもウールやカシミヤ・アルパカといった動物性の繊維の衣類を好むため、衣替えの保管前に必ずクリーニングしましょう。
カビ
カビは温度が20℃~35℃・湿度60%~80%の状態で繁殖しやすいとされています。
また洋服に残った皮脂や食べ物はカビのエサになりやすく、密閉されたクローゼットに汚れた洋服をしまい続けると、カビにとっては絶好の繁殖場所になってしまいます。 次の衣替えまで放置してカビだらけにならないよう、しっかりクリーニングしましょう。
吊るしと折りたたみを洋服に合わせて使い分ける
衣替えで長期間使わない洋服をしまう際には、洋服に合わせて折り目がつかないように吊るす、あるいは折りたたんでから保管しましょう。セーターのような伸びやすい素材の衣類は型崩れに繋がる恐れがあるためたたんでください。逆にシワがつきやすいシャツやスーツなどは吊るして保管しましょう。
これだけで次に使う時に肩の部分が伸びてしまっている・しわくちゃになっているなどの事故を減らせます。
クローゼット内の空気の通り道を確保する
衣替えシーズンにクローゼットに衣類を保管する際には、衣類同士が密着しすぎないように注意が必要です。また、クローゼットの扉を完全に閉めずに少し隙間を空けることで、クローゼット内の衣類に空気を行き渡らせることができます。
また、クリーニングした洋服に付いているビニールのカバーは通気性が良くないので外してからしまいましょう。
クローゼットを定期的に整理する
衣服をクローゼットいっぱいにぎゅうぎゅうに詰めこむと、衣服同士が圧迫され、シワや型崩れの原因になることがあります。また、衣類を詰め込み過ぎると防虫剤や消臭剤の成分が全体に行き渡りにくくなり効果も落ちてしまいます。
そのためクローゼットは定期的に整理してスペースを空けるのがおすすめです。
クローゼットに保管する衣服の量は、多くても保管場所の8割程度に抑え、すき間を作り防虫成分や消臭成分が行き渡りやすくしましょう。
洋服をダンボールにしまわない
ダンボールは簡単に用意できるうえ収納に便利なので長く利用する方もいるかと思います。しかし、ダンボールは通気性が悪く、水気を吸いやすいため、カビや虫が好む高温多湿の環境になりやすいです。
その上ダンボールの隙間に虫が入り込み繁殖する恐れもあるため、洋服保管に使用するのはおすすめできません。
クリーニング付き保管サービスがおすすめ
衣替えシーズンに捨てられない洋服や冬物衣類などで保管スペースが足りない方は、保管付きのクリーニングサービスを使う事で安全に保管する事をおすすめします。
スワローチェーンでも全国対応の洋服の宅配&保管クリーニングを展開しています。
徹底的に仕舞い洗いをし、洋服に適した室内倉庫で保管するため安心して預けられます。
最大9ヶ月の保管ができるため、春の衣替えに冬物コートを預けて秋の衣替えに返却する使い方も可能です。
衣替えはタイミングの見極めが難しいもの。気温が上下している内に、洋服保管の基礎知識を身に付けましょう!
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