【中高生必見】後悔しないマフラーの選び方
「いつの間にかブレザーにマフラーの毛がたくさんついてる」
クリーニング業界ではマフラーの扱いに悩む若者の声が多く寄せられています。
マフラーは首元を温めるだけでなく、制服必須の学生さんにとってはオシャレをアピールできるチャンスです。
でもせっかくマフラーを身に着けたのに制服や髪型が台無しになるのはもったいないですよね。
この問題、実はマフラー選びを工夫するだけで改善できます!
今回は学生服にくっつきにくいマフラーの選び方をご紹介します。
目次
- 1.マフラーの毛が抜ける原因
- 2.学生服との相性がいいマフラーの選び方
- 3.制服にマフラーの毛を付きにくくする裏ワザ
マフラーの毛が抜ける原因
気が付くと制服や上着に抜けた毛がついてしまうマフラーですが、その原因はマフラーの耐久性ばかりではありません。(もともと毛が抜けやすいマフラーもあるかもしれませんが)
実は、マフラーの毛が抜けるのは「静電気」で引っ張られているのが原因の一つです。
マフラーを外すときバチバチと音がしていませんか?
これは静電気が発生している証拠です。
冬場は空気が乾燥しているため、電気が衣類に溜まりやすい状態です。そして、留まっていたプラスとマイナスの電気が結びついた時、静電気が起こります。
衣類とマフラーが静電気で引っ張り合う事で、マフラーから毛が抜けて衣類に残ってしまうのです。
学生服との相性がいいマフラーとは
静電気の発生を抑えたいといっても、衣類とマフラーの摩擦はどうしても避けられません。しかし「プラス・マイナスの電荷が同じ素材」を選べば静電気の発生を抑えることができます。
例えば、中高生の冬服の多くはウールが使われています。
それならマフラーにもウールやカシミヤといった動物性繊維が多く含まれているものを選びましょう。
学生さんの冬服にはウールが多く含まれるので、アクリル製のマフラーは特に静電気で毛が付きやすいです。それだけでなくアクリルは髪の毛にもくっつき易いので気を付けましょう。
※制服やマフラーは複数の素材でできている事も多いので100%静電気が無くなる事はありません。
全く同じ素材じゃなくプラス・マイナスが同じ電気を持ちやすい素材を選ぶだけでも効果ありです!
ダウンジャケットの表地はナイロンですので、上からウールのマフラーを巻いても静電気が起こりづらいということです。
ウール・カシミヤが多く含まれる服を着る場合、アクリルやポリエステルでできたマフラーとの組み合わせは静電気が生まれやすくなるので要注意です。
静電気の基本はこちらから
制服にマフラーの毛を付きにくくする裏ワザ
素材を気にせずに自分の好きなデザインのマフラーを使いたい方は、静電気防止効果のあるスプレーを使用すると有効です。
ただ、どこにどれくらいスプレーを噴射するかなど、慣れが必要なので面倒に感じる事も多いと思います。
そんな場合は、静電気防止のオプションを持つクリーニング店を頼りましょう。
スワローチェーンでも静電気ガード加工という名前で扱っております。
学生服やコート・スカート・マフラーに利用する事で摩擦による静電気防止の効果が見込めます。
まとめ
洗濯表示は奥深く、洗濯やクリーニングができるかどうか以外にも様々な情報が詰まっています。
全部覚える必要はありませんが、知った上で洗濯することで洋服を長く愛用できます。
私達クリーニング店は洋服ごとの最適な洗い方を熟知しています。
お気に入りを洗いたいけど手間がかかると思ったらお近くのクリーニング店にご相談ください。